主人が所属しています 日本ロータリークラブ・インターネット協議会(JRIC)のオフ会が、長崎でありまして、同伴してきました。
長崎へは もう何十年も前、小学生の頃に一度だけ、家族で訪れました。 異国情緒溢れるグラバー邸や 中華街の龍の踊りなどが 懐かしく記憶に残っています。
今回は、全国から ご夫婦連れのご参加や観光企画などもありましたし、是非ともゆっくりしたかったのですが、残念なことに 次の予定が入っていましたので、一泊だけしまして 翌朝早い飛行機で帰ってきました。
行き帰りとも、伊丹~長崎間の飛行機を 利用しましたが、行きの予約をしていましたJAL便には、高速道路の事故渋滞のために 乗り遅れてしまいました(T_T)。
次の長崎行きは ANAとのことで、新たにチケットを購入しなおします事になりましたのは、以前 JALの不祥事が続きました頃、悪口を言っていましたせいでしょうか ・・・。
悪口と言いますか ・・・ 「こんなにトラブルが続くのは、きっと あのロゴマークのせいやわ。前の鶴さんマークの方が良かったのにね。今のって、JALを刀でバッサリ切ったようなデザインで、悪い波動を感じるわ。」 などと、主人に力説していましたのです(^^;) ・・・ ごめんなさい ・・・。
それはさておき、天候に恵まれ、フライト中は それはそれは美しい ブルーの空を満喫することができました。
協議会の会場&宿泊は、ハウステンボス内の「ホテル・ヨーロッパ」。
ハウステンボスは、遊園地のようなものかと思っていましたが、そうではありませんで、ヨーロッパサイズ&素材そのままに、張りぼてでは無い 本物の建造物や運河・橋などを 造りあげてあります。
建築や インテリアが大好きな私には、とてもいい目の保養になりました。
ホテルのエントランスは、高い天井のクラシックなインテリア。ヨーロッパアンティーク風の家具が置かれ、たくさんの生花が飾られ、カサブランカの香りが漂っています。
ティールームの前には 船着き場がありまして、情緒溢れる雰囲気。
いつも思うのですが、欧米では 手すりや街灯、バス停のベンチに至るまで、デザイン・素材感ともに 熟成しているようです。高価なものを使っているとか、豪華なデザインというのではなく、何と言いますか、「町並みや、美に対するこだわりや意気込み」が 感じられるのです。
一方、日本の場合は、その場しのぎの素材・デザインで ランドスケープに対する意識が低く、統一感の無いチープなかんじがします。高度成長期以降の建物も、多くはそうです。
以前、うちにホームステイしていましたオーストラリア人が、chaos(混沌)という表現を よくしてはりました。
高速道路など インフラに、多額の税金を使ってはるのですから、もう少し 考えてもらえへんかなぁ ・・・と思うのです。
ハウステンボスでは、建物はもちろん、運河の側壁、手すり、街灯やゴミ箱に至るまで、全てデザインも統一され、維持されているのです。最初によく考えて造りましたら、難しいことでも、また 不必要に高額な費用がかかることでも無いと思います。
そうそう、あの京都駅の外観も とてもチープな素材感で(特に、八条口側)、せめて上から煉瓦でも貼りましたり、植栽をたくさんしましたら、いい感じになるのではないかと思います。 ・・・お話しがそれてしまいました。ごめんなさい。
ホテルのお部屋は1階で、運河に面しましたテラス付き! 連絡船が眺められます。
テラスの手すりやベンチも、プラスチックなどではなく、自然に色褪せた風の木製ですのが いい感じ(^_^)。
ベンチ脇の植木鉢も、もちろん プラスチックではなく、陶器のものと 木製ウィスキー樽です。
懇親会には、私も参加させていただきました。
全国から、職種も年齢も 様々な方々が集まってはりましたが、初対面の方同士でも、すっかり 旧知の友のようにフレンドリーですのは、やはり 日頃からネットで話し合いをしているという親和感でしょうか。面白いもんやなぁ ・・・と 思いつつ、観察をしていました。