2005年5月18日 (水)

国際ソロプチミスト

今日は、国際ソロプチミストの例会に 出席しました。この会は、世界にネットワークを持つ ボランティア組織で、国連諮問機関にもなっています。母が、先に入会していました成り行きで、私も 7年前から 参加させていただいています。

入会を迷っている頃、なまいきにも 年配の 元会長のかたに、お手紙で 私のとまどいを お伝えしました。

「私が思うボランティアとは、目の前で困っている人に 自分の手を差し出すことであり、自分が汗をかいたり行動を起こすことであり、ホテルに集合して 美味しいお食事をいただきながら、どこへ いくら寄付をするかを決める会議をすることには 違和感を感じてしまうのですが・・・。」と。

それに対し、そのかたは、「確かに、あなたのお気持ちは 理解できます。ただ、私たちは、日本という国で、それぞれが 職場や家庭で 責任ある立場にありますので、今 この瞬間、テレビで 外国のかたが困っているというニュースを見ても、すぐに 飛行機に乗って 飛んでいくことはできません。また、たとえ 行けたとしても、たった1人の人間が 現地へ行ったところで、どれ程のお役に立つともしれません。それならば、こうした 組織としての力をもって、適所へ働きかける方が、はるかに合理的で 有効なのです。また、誇りを持って そのモチベーションを高め、秩序ある運営をするために、こうした会議が 必要なのです。」と おっしゃいました。

とても 説得力のあるお答えに、つい涙が出てしまい、入会させていただいて 今日に至っています。

それでも、やはり 時々思うのです。このお食事を お茶とクッキーにして、その分を 「あしなが基金」などに 寄付したら・・・とか。

私の中では、美味しいお食事をするのは、個人の楽しみですので 問題無いのですが、目的が ボランティアとなると・・・でも、確かに モチベーションという意味では、少なくとも私は、それに釣られて参加しているし・・・今日も そんなことに悩みながら、帰ってきました。ソロプチミストの皆様、ごめんなさい<(_ _)>

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