2023年新年 ~ 癸卯の年
新年のご挨拶申し上げます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
今年の十干十二支は、癸卯(みずのとう)になります。
十干の癸は、
『種子が成長し、春間近で開花する直前』という意味を持つと言われております。
また、十二支の卯は、うさぎさんのことですが、この文字の本来の意味は、
『冬の門が開き、飛び出る』とされているそうです。
まさに今年は、これまでの努力が実り、うさぎさんが勢いよくジャンプして、飛び出すイメージなのですね。
私たちも、そうありたいと願っております。
皆さまの今年も、良き年になりますように

(追記)
孫たちと初詣に参りました。
下鴨神社は、氏神さまですので、息子や孫たちのお宮参りや七五三など、節目節目にお世話になっております。
朱塗りの鳥居を目にしますと、晴れやかな気持ちになりますね。
40年前に、この地に移り住み、子育てをしてまいりました。
今は、世代が変わり、孫たちの笑い声がする賑やかな家となっております。
これらは、ほぼ毎日欠かさずつけております『10年日記』です。
10年分の同じ日の出来事を、一度に見ることができますので、忘れていましたことを思い出したり、反省しましたり、思い出し泣きをしましたり・・・
今年から、4冊目になりました。
これまでの年月、たくさん後悔もありますが、過去は変えられなくとも、人生における意味合いは変えることができます。
そう信じて、新たな年に、希望を得たいと願います。
Peace of I

(追記2)
今年も、裏千家・今日庵のお初釜に寄せていただきました。
嬉しいことです。
コロナ禍により、お濃茶の回し飲みは無くなり、各服点てとなりますなど、長く培われてまいりましたルールの変更を余儀なくされることもありますが、そうした中でも、どのような環境でも諦めず、受け容れられることは受け容れ、受け容れられないことは、工夫により回避しましたり、乗り越えたりしてゆくことの大切さは、茶道に限らず、何ごとにも通じることですね。
ありがとうございます
(追記3)
今年のお初釜には、鳳凰の綴れ帯を選びました。
おおらかに飛翔する姿が、晴れやかで明るい希望を感じます。
着物は、牡丹の地紋が浮き立つ生地に、松竹梅の刺繍を控えめに施したものです。
お年始には、冒頭の画像の、宝船の帯を締めました。
なびく旗に表現されていますように、追い風を受けて進む様子が描かれ、縁起が良いですね。
着物は、紫の絞り。
濃い紫のアメジスト(紫水晶)の帯留めを選びました。
水晶は、最もポピュラーなパワーストーンですが、中でも、この紫色のアメジストは、ギリシャ語の語源、amethystos(お酒に酔わない)という意味により、酒器に用いられることもありましたそうです。
また、キリスト教では、『司教の石』の意味合いもあり、身に付ける人も多いとのことです。
パワーストーンとしての意味合いは、
『霊性が高く、第六感を高め、邪悪なものから身を守る』
とされています。
(追記4)
福ちゃんは、目とお耳は弱ってしまいましたが、嗅覚は、まだ健在のようですし、何より明るくてタフな子ですので、私も学ぶべきところがありますね
お父さんがソファーに座ると、すぐにギュッとくっついて、おやつ頂戴圧をかけます(^^;)
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