2011年 炭屋旅館のお初釜♪
先日の 裏千家お家元のお初釜に続き、京の老舗旅館 「炭屋」さんのお初釜に行ってまいりました。
若女将さんが、あるボランティア団体同期ですので、毎年 お招きいただきます。
以前 上梓されました本は、活き活きとした古き良き時代の空気感が伝わってきますようで、一気に読んでしまいました。http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%82%AD%E5%B1%8B-%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%AF%E3%81%8A%E8%8C%B6%E3%81%AE%E5%BF%83%E3%81%A7-%E5%A0%80%E9%83%A8-%E5%85%AC%E5%85%81/dp/product-description/4794215517
京都の街は 朝から一面の雪でした。
お濃茶の お待合のお部屋には、一抱え以上もあります、このような火鉢が 時代物の段通の上に置いてあります。
嵯峨菊のように繊細に 美しく 炭が入れられています。
こちらは、薄茶席の お待合の お部屋にありましたものです。
蒔絵の台に、小さなサイコロや 象牙の札が置いてあります。 チェスかオセロゲームのようなもののようです。
昔の人は、このようなゲームを 優雅に楽しんでいはったのですね。
おめでたい床の間飾りです。
雪の残るお庭は、清々しく 身の引き締まる思いです。
濃茶席、薄茶席では、貴重なお道具を拝見し、続いて 懐石のお席へ。
この先付け八寸に、後、祝い肴や蒸し寿司、鴨団子入りのお雑煮、フルーツが出されました。
懐石のお席では、若女将さんとお嬢様の お謡いも披露してくださいました。
一生懸命、責任感を持って 女将さん修行をしてはります姿が 健気です。
次世代を担う 若い人達には、良い時代がきますようにと 願わずにはいられません。
この日も、ひとときの 現実逃避?の時間をいただきました。
ありがとうございます。
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