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2010年1月19日 (火)

炭屋旅館のお初釜   2010年

京の老舗旅館 「炭屋旅館」さんの お初釜に お招きいただきました。

若女将さんは、某ボランティア団体に 同期入会のご縁です。

また お嬢様は、裏千家のお稽古で ご一緒ですが、お若いのに この伝統を受け継ぎ守っていこうという真面目さや 真摯な気持ちをお持ちで、微笑ましく感じています。

http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%82%AD%E5%B1%8B-%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%AF%E3%81%8A%E8%8C%B6%E3%81%AE%E5%BF%83%E3%81%A7-%E5%A0%80%E9%83%A8-%E5%85%AC%E5%85%81/dp/product-description/4794215517  この本は、炭屋さんの成り立ちを 若女将さんと大女将さん、そして故・先代ご主人のインタビューを行います形で まとめられています。 口語体ですので、活き活きと 古き良き時代の情景などが 目に浮かびますようです。

先代、先々代のご主人は、ご両人とも たいそうな数寄者であり 茶道や普請に 精通していはりました。

大正時代には、文化サロンとして、地方からも 多くの趣味人が集まり、そうした人々に お食事や寝床を提供していはりますうちに 自然と旅館になりましたそうです。

清々しく打ち水されました玄関には、炭屋さんを愛した作家・吉井勇の「京に来て うれしとおもふ しづかなる 利休このみの宿のひと夜を」の石碑があります。

お待合には もともと炭を扱う お商売でした伝統か、大きな大きな古い火鉢に、まるで満開の糸菊の花のように 藁の炭が美しく並べられ、中心に胴炭が 置かれています。

他のお客様もおいででしたので、撮影できませんでしたのが残念です・・・・・。

Photo お待合い、本席「玉兎庵」、お薄席、懐石のお部屋、どちらも 寿ぎを表す 安土や江戸時代、または 歴代の裏千家お家元に所縁ある お道具で揃えられ、たっぷりと水が打たれました 敷き松葉の美しいお庭、繊細で美味しいお料理 ・・・・・ いずれもが、目と心の保養になります。

ひととき 俗世を離れ、あわただしい一月の日々に ほっと一息つくことができました。

ありがとうございます。

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コメント

スズケン様

ありがとうございます

スズケン様も、時々お茶会に出られるのですね

体調によって、足がしびれやすい日もありますね

そうそう、ミサの神父様の儀式(聖杯を白い布で拭く)の所作が、茶道のお点前の所作と そっくりで 不思議ですね

投稿: ゆみ | 2010年1月22日 (金) 20時47分

茶道をお嗜みなのですね。

私はたまに茶会に出席する程度です。

毎回足が痺れて大変です(笑)

投稿: スズケン(mixi) | 2010年1月22日 (金) 17時09分

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