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2009年8月17日 (月)

送り火

Jpg 昨夜は、京都五山の送り火でした。

お盆で 現世に戻っていはりました ご先祖様の魂を、霊界へお送りします 仏教行事です。

8時になりますと、京都タワーはじめ 大きな建物の照明がおとされ、少しずつ 山々に松明の火が灯っていきます。

その送り火を眺めながら、静かに 故人を想い 人生を想います。

一昨年までは、私が学生の頃からずっと リーガ・ロイヤルホテルの回転レストランの 大文字ディナーに、家族や その年にお世話になりました人々とともに お席を設けますのが恒例となっていました。

が、年々 他のお客様が増え、テーブル数が増え、落ち着かない雰囲気になってきましたので、母の意向で 30年近く続きました この行事が、昨年より変更となり、グランヴィアホテルのフレンチレストラン 「La Fleur」で お食事をいただき 送り火を鑑賞、という企画になりました。

残念ながら、わが家の息子達は それぞれに所用のため、京都に居ることができませんでしたが、義妹や甥姪達とも一緒に ゆ~っくりとした時間を持つことができました。

このレストランは、リーガ・ロイヤルホテルのレストランのようには 回転しませんので ゛大゛の字だけが観えませんが、゛左大゛゛妙゛゛法゛゛船形゛鳥居形゛は 観ることができますし、何よりも 店内は ごく少人数で 静かにゆったりと時を過ごすことができます。

また、フレンチではありますが 京野菜や和風の食材を用い、いずれのメニューも あっさりとしています。

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写真は、゛鮎の塩竃焼き・賀茂茄子と水茄子添え、白ワインソース゛ ゛鱧の炭火焼き・その肝と茄子のピューレ゛ です。

メインディッシュは、゛黒毛和牛フィレ肉のグリルポッシェ、トリュフソース゛ でしたが、私は牛肉はいただけませんので パスしました ・・・・・・・・ ごめんなさい。

甥や姪達と ゆっくり過ごせますのは、お正月と お盆くらいですが、皆 会う度に大きくなっていきます。(当たり前ですが・・・・・・)

息子達が幼い頃に 亡くなりましたお姑さんや、私の祖母達のことを 想います。その頃の情景が 目に浮かびます。

このお盆休みの間に、「ベンジャミン・バトンの数奇な人生」という映画を観ました。http://www.cinematoday.jp/movie/T0006913

最初は、「なんか ようわからへん映画やわ。」と感じましたが、後で じんわりと、「あぁ、あの場面では そういうことが伝えたかったんやなぁ。」「作者の意図は、こうやったんやなぁ。」と 考えさせられます作品でした。

お盆に この映画を観ましたことにも、何か意味があるのかもしれません。

静かで 穏やかな お盆休みでした。

ありがとうございます。

(追記)

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お留守番の さくらちゃんは、このように 既に おねむモードでしたが、お土産のご馳走に 大喜びでした(^_^)。 

 

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コメント

skylark様

ありがとうございます

子供達が大きくなりましてからは、花火をする機会が無くなりましたが、線香花火には 何かしら郷愁があり いいですね

迎え火と送り火に、線香花火をたかれるのですね

私も来年から、枝垂れる火を見つめて懐かしい人々に思いをはせながら、毎年の習慣にしようかと思います

投稿: ゆみ | 2009年8月31日 (月) 17時31分

由美さん、お誕生日おめでとうございます。


また今年も送り火は、テレビでした。もう一度見たい…と想いつつお預けです。


終戦記念日になると、戦後何年を迎えました。と耳にしますが、60年以上の刻をへて、戦争を体験された方々が旅立って逝かれ寂しく想いつつ静かに偲んでおりました。


私流に毎年、線香花火を一束買いまして迎え火と送り火にしています。

伯父が花火好きだった事、伯母達が事に線香花火が好きだったのでその様にしています。
国産品の線香花火に拘っている理由は、最後の垂れ柳になってからの消える迄の長さ…

また来年も、こうして迎え火をたける様に見守っいてネ!と祈るためですが…(苦笑)


派手な花火好きだった伯父は物足らないかもしれませんが、愛犬・流花が火薬の臭いに敏感ので、風向きを見ながらの花火です。

投稿: skylark | 2009年8月30日 (日) 07時23分

コロちゃんのお母さん

ありがとうございます

京都の伝統的な慣習を大切になっていはりますお家ですので、様々な行事に参加される機会も多いのでしょうね

五山の送り火のお話し、胸にじ~んと来ました

来年は、このお話しを思い出しながら、送り火を眺めますね

今年は 秋の訪れが早そうですが、不順な気候ですので、コロちゃん&ご家族のみな様ともども ご自愛くださいね

投稿: ゆみ | 2009年8月20日 (木) 12時01分

コロの母です。毎回、楽しみに読ませていただいております。大文字の夜、由実ちゃん今年はどこでご鑑賞かな、と思っていました。私も心静かにご先祖さんをお送りしました。8日、私共が所属している四条・御旅町の夏の総会でゲスト(京都紋章工芸協同組合の方)から五山の送り火にまつわるお話が。如意ケ岳の炎に送られた精霊は南無妙法蓮華経を聞きながら、舟に乗って鳥居をくぐり、ふと下界を見ると小さく左大文字が見える・・・そうしてあの世にお還りになるという内容でした。色々な逸話や諸説があるようですね。興味深く拝聴しました。短かった夏ももう終わりです。なかなかゆっくりお話できませんが9月にお会いできます事、楽しみにしております。さくらちゃん、どうぞお元気で。

投稿: コロの母 | 2009年8月19日 (水) 08時48分

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