牡蠣の保存方法
主人の両親は 広島の出身ですので、今も広島に住んでいはります親戚が、毎年この時期に 特産の生牡蠣を届けてくださいます。
この冬は ノロウィルスの流行により風評被害を受け、牡蠣養殖業者のかたは 大変なようですが、今年も広島からは 例年どうりに 生のむき身がたくさん届きました。
以前は、食べ盛りの息子達がいましたし、それでも 生ですので 早くいただかなければならず、3日間ほど毎日朝昼晩と 牡蠣料理でした(^_^;)。朝食は 牡蠣うどん、昼食は牡蠣ピラフと牡蠣のチャウダー、夕食は生牡蠣の酢の物とお吸い物と 牡蠣ソテー ・・・といったかんじです。
それはそれで良かったのですが、今は 主人と2人ですので、どう使いきりましょうか ・・・と ・・・。フルーツやお菓子でしたら、人様にお裾分けできますが、生牡蠣はちょっと難しい ・・・ 。そこで、昨年から実践しています方法です。
「生牡蠣のむき身は、大根おろしで洗う」と、お料理本には よく書いてありますが、牡蠣が かなり大量ですし、そのために大根おろしを作りますのは、エネルギーと時間の無駄になります。また、大根おろしも それだけで捨てられてしまいますのは、あまりに気の毒 ・・・。
ですので、私は 重曹を使います。
なぜ重曹? ・・・と聞かれましたら、科学的根拠は 何もありません(^^;)。 ただ、環境にやさしく 様々な効果や作用を持つ、とのことで、このところ お掃除にも お洗濯にも お料理にも かなり活用していまして、まとめ買いしているからなのです。
生牡蠣のむき身を ざるにあけて水気を切り、重曹を多めにふりかけて軽く洗い(強くもむと、身が崩れてしまいます)、水で さっと流します。あまり流しすぎず、重曹は いくらか残します。
その間に、お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、洗った生牡蠣を 一度に入れて茹でます。固くなりすぎず、けれども 中までしっかり火が通りますように。
その後、よく水気を切り、さましてから 密閉容器で保存します。
茹でることにより、多少 栄養は流出してしまいますが、冷蔵庫で 一週間以上は充分もちますし、その都度数粒ずつ、汁の実や お酢の物のトッピングなどに すぐに使えて便利です。
また、一部は取り分けまして 白味噌を ざっと塗っておきます。そのまま オーブントースターで 焦げ目をつけますと、お酒の肴にぴったりです。
今回は、白味噌が足りませんでしたので、代わりに ワサビ漬けを使いました。ワサビの抗菌作用で より日持ちがしますはずですが、味は まだ未確認です(^^)。このまま お茶漬けに載せましても、美味しそうですね。
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