秋の美山荘
関東の方は、お天気が一時 荒れていましたようですが、京都は、ずっと穏やかな日が続いています。
お昼間は、まだ汗ばむくらいですが、夕方5時を過ぎますと、もうすっかり暗くなっていますのに驚き、季節は 確実に秋になっているんやなぁ ・・・ と実感します。
日中の気温があまり下がりませんので、紅葉の見頃は もう少し先のようですが、栗やキノコなど、秋の味覚が 美味しそうに 店頭に並んでいます。
そろそろ美山も秋めいてきたでしょう ・・・ と、母の親友・六波羅蜜寺の奥様・Kさんと 美山荘へ ご一緒しました。
運転してくださるSさんは、MKタクシー時代、美山荘へのお客様を、一手にプロデュースしてはりました。退職後の今も、美山荘の お料理から、板前さんの消息、道中の情報まで、全て把握し、現役のドライバーさんの「美山荘チーム」を 取りまとめてはります。
食通で、調理場にも自由に出入りされ、大将や 女将さんと よくお料理談義をしてはります。
今日は、「何か、特にいただかれたい物がありましたら、先に伝えておきますよ。」との S氏の言葉に、Kさんと母は、「銀杏を 山ほど食べた~い(^o^)/」と ・・・。
そこで、最初に 銀杏の朴葉味噌焼きを 出してくださいました。ほっくりとして、白いご飯ください ・・・ と、つい言いそうになりました。他にも、網焼きや、揚げたてに パラリとお塩をふったものなど。
そしてキノコ!
地元で獲れました 巨大シメジや、丹波の松茸、また やはり地元の山にあります 黒茸や猪口茸などの 珍しいものまでとりどりに、網焼き、付け焼き、キノコ汁と、堪能しました(*^_^*)。
後で考えましたら、ほとんどキノコと銀杏ばかりでお腹が一杯になってしまい、動物性タンパク質は 落ち鮎の焼き物しか いただいていません。
「毎日こんな食事してたら、血圧も下がるし、体重も減るのにね。」と、母とKさんは 笑い合ってはりました。
帰りの夜の山道は、少し怖いのですが、S氏は カーブの場所や角度はもちろん、道路脇の木の位置などまで 全て頭に入ってはるようです。
そして ・・・ シカを、たくさん見かけました!
1頭で歩いているもの、川辺で水を飲んでいるもの、小さな赤ちゃん連れの群れなど、全部で20頭以上は 目にしました。暗闇に、丸い目が光り、キョトンとしてこちらを見つめています姿が 可愛い!
シカは、秋の季語。紅葉は 遅れていますが、やはり もうすっかり秋なのですね。
| 固定リンク
コメント